2015年6月よりアソブロック株式会社の代表戸締役に就任した泉達夫氏に、今後の抱負や事業戦略についてのインタビューを行いました。
―このたびはご就任おめでとうございます。
ありがとうございます。
―あらためてご自身の経歴をお聞かせいただけますか。
出身は東京都墨田区です。映画監督の父とデザイナーの母との間に生まれました。
学生時代は、英語を専攻していました。その時の経験を活かして、よく外国の方から道を聞かれます。最近だけでも登戸、亀戸、坂戸、戸塚などなど様々な場所への行き方をご案内しました。
アソブロックには新卒でJoinしました。就職活動当時「なんでもいいからロックな会社に入りたい」と思い、たまたま目にした当社の社名に「ロック」が含まれていたので門戸を叩いた経緯です。実際は、ロックとはなんの関係もなかったのですが(笑)。
アソブロックへ入社後は、営業として数々の商談をクローズし、多くの新規クライアントとのお付き合いの扉を開いてまいりました。
―アソブロックの事業について、概要をお聞かせください。
すみません。いまだに、よくわかっていません。
―2015年現在、アソブロックは数期連続で過去最高益を更新していますが、この状況をどのように見ていますか?
そうですね、儲かってます。
―創業者である団氏から大役のバトンを受け取り、プレッシャーはありますか?
自分にとっては特別なことではなく、ただ来るべき時が来たなと、それだけです。
―好きな言葉はありますか?
「求めよ、さらば開かれん」です。
―日々心がけていることはありますか?
「締めるところは、締める」です。
―今後の事業戦略についてお聞かせください。
“If you open, then I close”をスローガンに、他の追随を許さない先進的なクリエイティビティとイノベーティブなパッションを武器にお客様の課題を解決し安心・安全を守るグローバルNo.1のプロデューサー集団としてスピーディなPDCAを実践しながら、九回表的なシチュエーションにおけるインポッシブル感のあるミッションをも三者凡退に打ち取りたいと考えています。
―具体的な施策についても、詳しくお聞かせいただけますか?
そうですね、まずは1回1回きちんと、開けたら締めるということです。
―最近気になることはありますか?
2014年にオフィスを移転したことに伴い、複数社でオフィスをシェアをするようになったため、旧来以上に防犯が気になります。
―仕事へのこだわりを教えてください。
スピードと正確さにこだわっています。それによって冷暖房の効率が上がります。事実、私の就任以降早々に、月間約130円の電力コスト削減を実現しました。実に缶コーヒー1杯分ですよ!
―最後に、ステークホルダーの皆様に向けてメッセージをお願いします。
本当は、扉は締めないのが一番いいんです。締めたら、入れないでしょ? 入れない扉なんてものは、ただの壁ですからね。逆にいえば、先へ進みたいのに壁に直面してしまった時、大多数の方がそれを「乗り越えるべきもの」と捉えていると思うのですが、実は乗り越えるだけが解決ではない。そう、扉をつくってしまえばよいのです。いわばこの「扉づくり」こそが、アソブロックの使命であると考えています。
今後も当社はこうした姿勢で一層の企業価値の向上を図ってまいりますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。