一般的に「マーケティングオートメーション」とは、商談前の多数の見込客に対するone to oneのコミュニケーションを自動化し、確度の高い見込客を育成・抽出するためシステムの総称です。MAと略されます。

…などといわれても、いまいちピンとこない…。でも、今さら人には聞けない…。
そんな方にお勧めのBtoBマーケティングオートメーション入門本をご紹介します。

『BtoBマーケティングの基本』
– ITproマーケティング(著)

第１章、最初のパートでマーケティングオートメーションが紹介されています。
割かれているボリュームは多くはありませんが、非常にわかりやすく解説されています。

『BtoBのためのマーケティングオートメーション 正しい選び方・使い方』
– 庭山一郎(著)

日本のBtoBマーケティングの第一人者、庭山一郎氏による著作。多くの企業のコンサルティングを手掛けてきた同氏だけに、特に「導入に失敗しないために」で紹介されている７つのポイントは、非常に共感でき、導入を検討している企業であれば必見です。ただしMAツールの紹介では外資系ツールのみが取り上げられており、国産ツールも検討の視野に入れている企業にとってその点は少し物足りないかもしれません。

『マーケティングオートメーション入門』
– 電通イーマーケティングワン(著)

1冊丸ごと「マーケティングオートメーション」に特化した解説書として、MAの概要を過不足なく丁寧に解説してくれています。概念的な解説が多いので、マーケティング初心者にとっては言うほど入門編とは言い難く、逆にある程度マーケティング業務を既に実践している人にとっては「絵に描いた餅」感は否めませんが、辞書的な存在として必携の書籍といって差し支えないと思います。

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