広告やWEBサイト、チラシの作成など、デザインが必要な機会のある方は、「いいデザイン会社が見つからない」「いいデザイナーになかなか出会えない」と悩むことありませんか? 「思った通りにならない」「なんかいい感じにならない」そんな風に思うこともあると思います。しかし、いいデザインってそもそも何でしょうか? デザインを依頼する前にチェックしておきたい、制作工程の重要ポイントを、先に押さえておきましょう。
①ゴールは何かを明確にしよう。
デザインをするものの目的はなんでしょうか? 優れたデザイナーは情報を的確に届けるために、全体の構図から、写真や文字のデザイン、配置や配色を決定していきます。しかし、この目的が曖昧に設定されていると、当然ながら優れたデザインはあがってはきません。発注者のオリエンテーションが正確なものであるのに、デザインはいまひとつだとしたら、それはデザイン力の問題かもしれませんが、よくある問題に、このゴール設定や目的がきちんと伝えられていないということがあります。
②情報を適切に整理しよう。
いいデザインをつくるためには、きちんと整理された情報が必要です。伝えたいことが多すぎて、優先順位がつけられていなかったり、ちぐはぐな情報ばかりだとしたら、それは何をどうデザインしようと散漫なものとなり、いいデザインにはなりません。それはデザインの前段階の問題であることを知りましょう。
③デザインの仕事は情報やゴール設定が整ってから。
デザイナーの仕事はテキストや写真、図版などを含めた情報が整理され、それをどのようなターゲットにどう伝えたいかが整理されたあとにスタートします。よって、そのデザインに入る前工程がずさんだと当然いいデザインにはなりえません。実際の現場では、発注者からデザイナーに仕事が渡ることも多いかと思いますが、前工程に自信のない方、上記に身に覚えのある方はまず優れた編集者をさがすことが先決といえます。ゴール設定や情報の整理は編集者(ディレクター)の専門領域だからです。
高い編集力とデザイン力、これらが掛け合わさってこそ、訴求力のあるデザインが生み出されるのです。
あなたがいいデザインに出会えていないという場合、実は編集工程に課題がないか、一度振り返ってみるとよいと思います。
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