社名の由来は「電報通信社」
電通の創業者である光永星郎(みつなが ほしお)は、日清戦争で従軍記者を経験しています。その当時の通信網は不備も多く、戦地で記事を書いても新聞に掲載されるまでに時間がかかることから通信社の必要性を痛感しました。新聞社から得る通信料には多額の費用が必要であることから投資として手始めに日本広告を設立。同じく明治34年に「電報通信社」を創業しました。その6年後には、アメリカで誕生したばかりのＵＰ通信社（のちのＵＰＩ）と締結。アメリカで起きているニュースをいち早く入手して、日本の新聞紙面へ初導入することに成功しました。
しかし、満州事変後の昭和11年、情報通信機関を一本化しようとする政府の動きにより同盟通信社が発足。光永の願いも空しく通信事業を手放すことになり、日本電報通信社は、広告専業として今の基盤を築きあげるのです。昭和30年、株式会社電通に社名を変更。広告業界の担い手として活躍し続けています。
営業力がスゴイ！
電通の営業力は日本一と言われています。電通の営業力は、日本一と言われています。
それは、4代目の吉田秀雄社長が常々マスコミに語り、社訓のように大切にされている「鬼十則」と呼ばれる仕事に対しての心構えが社員たちに浸透しているからだと考えられます。「頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。」この言葉こそが、営業職の本質であり、エースといわれる営業マンを揃えている所以でもあります。このサービスの中には、ビジネスで大切な「貸し借り」
という概念が含まれています。電通の営業マンは、「安いボールペンを2本持つ」といわれています。もしも会議中、クライアントがペンを忘れた場合に自然と貸し借りができる安いペン。ペンを差し出すことで話のきっかけ作りにもなり、ペンを使うたびに電通の営業マンをおもいだす、名刺以上に相手の懐に入る行動だと言われています。
歴史がスゴイ！
100周年をむかえられる企業は数えるほどしかないといわれるなか、電通の設立はなんと1906年（明治39年）。先進的なクリエイティブのイメージを発信しつづけつつも、歴史ある老舗企業でもあるのです。
企画力がスゴイ！
電通では同じ広告の手段を数年使うという事はしません。なぜなら常に驚かす、常に世界をひっぱる存在になりたい。そこからイノベーションを作り出すという観点で、別の角度からの切り口を大切にした広告ビジネスを実行しています。(出典元：http://www.dentsu.co.jp/business/case/index2.html）
東京オリンピックでも活躍した！
日本でのオリンピックというものは、これからの日本の発展を担うといわれておりその中で昭和39年の東京オリンピックを影で支えたのが電通です。（出典元：https://kotobank.jp/word/%E9%9B%BB%E9%80%9A%28%E6%A0%AA%29-1567443?s=yap
電通は、アマチュアスポーツの祭典を商業目的にシフトしてグッズの販売やライセンス契約、テレビでの放映権までも手掛けて、メディアと広告の価値を大きく高めると同時にオリンピックの感動を沢山の人に広げました。
世界的に評価されるクリエイティブ力がスゴイ！
日本ではもちろん有名な電通ですが、ここ数十年は世界においても高く評価されています。カンヌ国際広告祭やアドフェストなどの国際広告賞で、グランプリや金賞など多くの賞に輝いています。
どの広告媒体でも売上ナンバー１！
日本の広告代理店「売上げランキング第1位」（出典元：【最新版】広告代理店 売り上げランキング（総合広告代理店からインターネット広告代理店まで）という事もあり、テレビ・新聞・雑誌やラジオなど国内のマスメディアにおいてもシェア率が一番です。（出典元：http://www.dentsu.co.jp/ir/individual/5keyword.html）
業種別の売上げ高においても、飲料・食品・化粧品・外食産業など安定的な収益を確保しており、財政的にみても長期格付けでAA-と高い評価を得ていますので、電通の躍進は今後も続くと思われます。（出典元：http://www.dentsu.co.jp/ir/individual/5keyword.html）
国内の主要マスメディアでシェア第一位
戦後から今日にかけての取引先顧客数が圧倒的に多いのも特徴です。(出典元：https://www.goodfind.jp/company_info/25）電通の強みは大手テレビ会社とも強いパイプがあるので企業としての基盤の強さも抜群です。
世界の広告市場の中でもトップクラスの売上高！
世界中の企業は１００億社以上といわれています。その中での売り上げ指数を示した数でランキングを作成すると広告コミュニケーション産業ランキングで世界５位です。（出典元：http://www.dentsu.co.jp/ir/individual/5keyword.html）
日本の中でも一位なのはもちろんのこと（出典元：http://www.dentsu.co.jp/ir/individual/5keyword.html）
国内主要企業や主要外資系企業など、多様な顧客企業と長期にわたる取引関係を維持するのは勿論の事、アメリカや今ニーズの中国の海外市場においても独自のサービス体制を整え抜群の地位と独自の経営戦略をたたき出しています。
GoodInovationをテーマにした企業広告。モザイク画で表現するアイディアがスゴイ！
電通では2015年からGoodInovationをテーマに掲げると同時に日本だけではなく海外に向けた企業広告の発信を続けています。３つの要素としてアイデア、技術、企業家精神を人から社会にそして今までと違った新しい価値を見出す事を大切にしています。（出典元：http://www.dentsu.co.jp/ad/）
