2019年度卒の新卒採用活動に備えて知っておきたい、2018卒採用の振り返りのレポートや2019年新卒採用動向に関する意識調査を集めました。
企業・大学アンケート結果に見る『2018年卒採用の状況・2019年卒採用の展望』│株式会社学情
-概要-
調査対象 : 全国の企業採用担当者、大学就職支援担当者
調査期間 : 2017年8月25日~9月8日
回答数 : 企業担当者1,453件 大学担当者329件
調査方法 : 企業および団体にアンケートを配布・回収
-ポイント-
■新卒採用市場について
・少子化の影響もあり新卒採用難が進行、2019年新卒採用も引き続き売り手市場になる
・採用予定数は「例年通り」65.7%、「増やす」19.0%、「減らす」3.3%と増加基調
・採用予算は前年度比に「増やす」27.2%が「減らす」8.2%を19.0ポイント上回った
■学生の就職活動について
・調査対象企業の67.5%が2019年卒学生向けインターンシップを実施予定。2018年より15.0ポイント上回る
・インターンの実施時期は冬期が主流に
・インターンシップに関する説明会への参加学生数は前年に比べ「増えた~少し増えた」が59.8%と多くの大学で増加
・就職活動に積極的な学生と何も準備していない学生との二極化が進行
2018年卒・新卒採用に関する企業調査-内定動向調査/2019年採用活動調査│株式会社ディスコ
-概要-
調査対象 : 全国の企業
調査期間 : 2017年9月27日~10月4日
回答数 : 1362社 (上場317社 非上場1045社)
調査方法 : インターネット調査法
-ポイント-
・2019年卒者の採用数は「増える」19.9%、「減る」6.2%となり、従業員規模別での差はなく、増える見込みと答えた企業が大きく上回った
・業界別ではITとサービス業において採用数を増やすと回答した企業が2割を超える。それに対して金融が「減る」22.0%、「増える」10.2%と減る見込みと回答した企業が上回った
・採用活動の開始時期は早期化の傾向。広報解禁直後の3月から情報公開すると答えた企業が46.2%であったが、12月以前にはホームページで情報公開すると答えた企業も32.7%と前年(21.6%)に比べ早期に情報公開を予定する企業が増加した
・面接の開始時期は4月が35.1%と最も多く、次いで3月の29.9%となった
・2019年卒採用において注力することについては「インターンシップ」と答えた企業が59.0%と最も多くなった
2018年卒新卒採用に関する企業調査│株式会社アイデム
-概要-
調査対象 : 企業の新卒採用担当者
調査期間 : 2017年10月1日~10月4日
回答数 : 766名
調査方法 : インターネット調査
-ポイント-
・2019年卒採用に向けた、学校訪問や学生との接点作り等の準備を行う時期は2017年7月以前と既に開始している企業が23.3%を占め10月末までには45.7%の企業が採用に向けた準備を開始している
・採用活動時期の早期化が続いており企業規模が大きくなるほど会社説明会等を早い時期に実施するようになってきている
・2018年卒採用に比べて2019年卒採用では予算を増やすと答えた企業が28.1%と、減ると答えた企業1.9%を大きく上回った
・従業員1000人を超えるような規模の大きな会社ほどインターンシップに積極的であり予算を増やす傾向
・採用活動の中で学生の保護者から直接問い合わせや接触があったと回答した企業は55.8%だった。内容は主に合否結果への問い合わせ
2018年卒マイナビ企業新卒内定状況調査│株式会社マイナビ
-概要-
調査対象 : 全国の新卒採用実施企業
調査期間 : 2017年9月4日~10月3日
回答数 : 2238社 (上場274社 非上場1964社)
調査方法 : アンケート用紙の郵送 メールマガジンにて案内
-ポイント-
・2018年卒採用における採用充足率は前年比4.3%減少の83.0%と採用難が続いた。充足率は上場企業(95.3%)、非上場(77.8%)と中小企業における採用難がより進行
・2019年卒採用は厳しくなると答えた企業が7割
・採用数を「増やす」と答えた企業が2割
・期間1日のみのインターンシップの実施解禁で、インターン実施予定率は56.7%と調査開始以来最高値
・インターンシップ実施時期の最多は2月
・webセミナーの実施が広がる。遠方の学生へのリーチ手段として活用
2017年度マイナビ大学生インターンシップ調査│株式会社マイナビ
-概要-
調査対象 :マイナビ2019に登録する大学生・大学院生
調査期間 : 2017年9月29日~10月13日
回答数 : 4,993名(文系男子1,126名 理系男子1,028名 文系女子 2,078名 理系女子761名)
調査方法 :インターネット調査
-ポイント-
・2019年卒学生の2017年10月までのインターンシップへの参加率は72.2%と前年比12.5%上昇
・インターンシップ参加期間は「1日」が44.0%と最も多く「1週間」22.2%、「2〜3日」20.4%と続く
・秋以降のインターンシップへの参加予定時期は「10月」が33.8%と前年より5.8%増えるなど早期に参加する学生が増加している
・実際に参加したインターンシップの内容ではグループワークが56.6%と最多となった
・交通費や昼食代以外の報酬がでるインターンシップへの参加経験がある学生は21.1%に留まった
2018年卒採用振り返りデータと2019年卒インターンシップ最新情報│イグナイトアイ株式会社
-概要-
採用支援ITサービス提供を行うイグナイトアイ株式会社が2018年卒採用のデータと、2019年卒学生の動向をまとめています
-ポイント-
・2018年卒新卒採用は、「より積極化・早期化・多様化」。SNSの活用やインターンシップ強化とともに、ダイレクトリクルーティングにより積極的に学生にアプローチするなど、優秀な人材確保のために採用競争が厳しくなっている
・従来の就職ナビ中心の採用活動だと他企業に大きく出遅れる可能性も
・2019年卒向けインターンシップ実施企業は前年度比1.6倍
・インターンシップ期間は1日のみ実施する企業が8割
・インターン実施時期は8・9月が中心だが1・2月実施企業が大きく増加、今後も拡大する見込み
どこよりも早い2018卒採用総括、どうなる2019卒採用│HR総研
-概要-
企業の人事領域を専門に調査・研究しているHR総研が、独自調査をもとにした2018年卒採用の総括と2019年卒採用の予測を公開しています。
-ポイント-
・企業が2019年卒採用において最も重要な施策と回答したのはインターンシップ
・インターンシップは2月に1Dayのみ実施する企業が圧倒的多数
・1週間〜2週間のインターンシップは夏が中心
・2018卒採用でのインターンシップ参加学生の約半数が2社以上に参加
・7割の学生がインターンシップへの参加によって志望度が上がったと回答した
・8割近くの学生がインターンシップ参加企業に正式に応募している
・文系の4割、理系の5割がインターンシップ参加先から内定を取得している
・実施予定のインターンシップタイプは「1Day」が多数を占めた
・面接開始時期は2018年卒採用では「4月」が最多だったが、2019年卒採用では「3月」が最多
・内定出し開始時期の前年比較では、「早くなる」と答えた企業が28%
・2019年卒採用では3月の就職ナビオープン以前にどれだけ学生にアピール出来るかがより重要に
・学生が選考過程で企業に改善してほしいことの最多意見は、「サイレント通知(不合格者には連絡をしない)をやめてほしい」だった
平成29年度 就職・採用活動に関する調査結果について(速報版)│文部科学省 就職問題懇談会
-概要-
調査対象 :全国の企業
調査期間 : 2017年7月~8月
回答数 : 1034社
調査方法 :調査票郵送
-ポイント-
・2018年卒採用では約6割(59.3%)もの企業が面接などの採用選考活動を6月の解禁より前に始めていた
・6月より前に選考活動を始めた企業の内、従業員300人以上の企業は56.4%、中小企業が62.1%となった
・6月より前に内々定を既に出した企業は前年度比4.8%増の39.6%に上った
以上、ご参考になれば幸いです!
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