【プロジェクト始動】「刺激」を目指した船出。
「No.1ケータイコンテンツといえば着メロ」だった当時、その着メロを世に出したエクシングさんから「さらにオリジナリティのあるメディアを立ち上げたい」という依頼を受け、”モバイル界の文芸誌”というコンセプトで、およそケータイには不向きな”読みモノ”をメインとした総合メディア企画を提案。システム開発も含め、3社が共同するプロジェクトとして始動しました。小説家からタレントまで幅広く「この人の書くものを読んでみたい」と思う人にコンタクトをとり、テレビの構成作家やクリエイターも巻き込んでの船出でした。
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【運用開始】編集部を立ち上げる。
その後、モバイルの価値を再定義し情報系便利ツールなどを加えながらメディアの立ち上げは進みます。構想から半年、提案からは3ヶ月という準備期間を経て、2005年4月、「毎日を、便利にちょっとおもしろく。」をテーマにした総合情報メディア『ポケらいふ』をリリース。創刊当初は課金制(月額99円)でした。
神宮前にほぼ24時間態勢の編集部を構え、毎日数回、定時更新の運用開始です。運用と並行して、既存コンテンツのブラッシュアップ、新規コンテンツの会議など、非常にチャレンジングな空気漂う編集部になりました。
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【転機】む、無料!?
姉妹サイトからの誘導以外にプロモーションをせず、それでも会員が徐々に増えていた運用開始1年後、もっと知名度を高めメディア価値をつけていこうと、思い切って”無料”へと大きく舵をきりました。
ちなみに、今でこそツィッターなどリアルタイムの双方向ツールは普通ですが、当時、『ポケらいゔ』と称し読者投稿にリアルタイムでレスポンスしたり、ちょい足しレシピに通じる料理企画や神出鬼没の突撃体験レポートなど、基本文字情報の携帯サイトのなかで時代を先取りした体当たり企画をいくつも実践していたのを懐かしく思い出します。
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【現在】そして、アソブロックで最も長いプロジェクトに。
2008年にSNS機能を備えたカラオケ端末・PC・モバイル融合サービス『うたスキ』との統合が図られ、現在は総会員数550万人を超える一大メディアの一部として機能しています。企画の立ち上げから関わらせていただき7年以上。当初から続く定例の編集会議は現在も年中営業中。もちろん、アソブロックでいちばん長〜いパートナーシップです!
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商品/サービス名: WEB・MOBILE配信の企画提案
クライアント: 株式会社エクシング
担当プロデューサー:南木威範
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