見込客の獲得や育成を目的としたコンテンツマーケティングの手法として注目が集まる”オウンドメディア”=自社運営のメディアサイト。
「これから新しく始めたい!」「既に取り組んでいるがもっとよいものにしたい!」と思っている方にぜひ参考にしてほしいサイトをまとめました。
[box style=”rounded”]①LIGブログ(LIG)[/box]
BtoBオウンドメディアの成功事例として代表的な存在です。毎月なんと約60本もの記事をアップしています。コンテンツも良質なものが多いため、SEO効果も抜群で、約50%のアクセスが検索エンジンからの流入とのこと。社内に専門の編集部があるほか、各社員が毎月必ず1本はブログ記事を書くというルールの徹底など、メディア運営を明確な”仕事”と位置づけて取り組んだ決断力・実行力は、まさにお手本です。
[box style=”rounded”]②サイボウズ式(サイボウズ)[/box]
コンセプトは「新しい価値を生み出すチームのための、コラボレーションとITの情報サイト」。チームで仕事をするときに参考になる情報を中心に発信しています。
対談や著名人ブロガーが手がけるブローガーズコラム等、他ではあまり見かけない読み応えのあるコンテンツが特長です。
[box style=”rounded”]③FASHION HEADLINE(三越伊勢丹)[/box]
ファッション業界の最新動向、ファッショントレンドに加えて、アート、デザイン、ライフスタイルに関する情報を発信。
パリコレに編集長自らが赴き現地取材をしたり、三越伊勢丹バイヤーに同行して、実際に仕入れて今後店頭で扱うものを記事で紹介したりと、濃密なコンテンツが集まっています。メーカーと消費者をつなぐ、百貨店業界を牽引する三越伊勢丹のブランド価値がよく伝わってきます。
[box style=”rounded”]④インバウンドマーケティングブログ(ガイアックス)[/box]
BtoBインバウンドマーケティングをテーマにした情報発信ブログ。
社員による座談会や他社インタビュー、競合同士のインバウンドマーケティング討論会など、記事の読み応えもさることながら、最も特筆すべきは、無料でダウンロードできる資料の充実度。新規見込み客を獲得するためのコンバージョンまでの導線が非常によく設計されています。売り込み要らずのインバウンドマーケティングを実践しているサイトとして、まさに看板に偽りなしのお手本的存在です。
[box style=”rounded”]⑤SMMLab(アライドアーキテクツ)[/box]
ソーシャルメディアマーケティングに関する情報に特化したメディアサイト。
カテゴリの切り口として「Facebook運用のヒントが欲しい!」や「キャンペーン事例が知りたい!」等、具体的に知りたい情報にすぐにアクセスできる導線は見習うべきポイントです。
[box style=”rounded”]⑥プラスチックフィルムラボ(パナック)[/box]
パナック株式会社が運営する、フィルムのおたすけ情報サイト内の連載記事コンテンツ。
「うちの業界はニッチ過ぎてネタなんかないよ」と諦めムードの企業も多いなか、業界を知らない人に向けてわかりやすいコンテンツを着実に展開されています。いち企業としての営利目的にとどまらず、業界そのものを盛り上げようという姿勢は、まさにメディアサイトとしてお手本といえるでしょう。
[box style=”rounded”]⑦北欧暮らしの道具店(クラシコム)[/box]
ECサイトのメディア化で有名な株式会社クラシコムの「北欧、暮らしの道具店」。“売るものありき”のコンテンツ作りでは、メディア化はできない、という考えのもと、なんと商品は編集方針やコンテンツに沿って仕入れているとのこと。さらにスタッフ全員を、採用段階でライティングやスタイリング、写真撮影の実技テストを経て採用するそうです。
なにしろ写真がとてもキレイで、トップページを見ているだけでも楽しめます。