奈良の大仏、鎌倉の大仏につづくのは誰だ!?
ながらく世界の注目の的となってきた日本三大大仏論争に、そろそろ決着をつけます。
今回紹介する候補仏は兵庫大仏。
▼兵庫大仏基本データ
・種別・・・・・・毘廬舎那仏 坐像
・所在地・・・・・・兵庫県神戸市兵庫区(能福寺)
・像高・・・・・・11m(基壇・蓮台を含めた高さ18m)
・完成年・・・・・・1991年(平成3年)※現在の大仏は2代目。初代は1891~1944年に存在。
※参考として、奈良の大仏14.98m、鎌倉の大仏11.3m
▼アピールポイント
初代・兵庫大仏は戦前日本三大大仏に数えられていたという実績あり(ただし出典は不明)。
初代の画像はこちらなどに。
http://www.maruppo.com/sisetu/daibutu.html
▼懸案事項
三大大仏に数えられたのはあくまでも初代。
2代目は歴史も浅く、大きさの点でも特筆すべきサイズ感ではない。
▼観光のポイント
こじんまりとしたお寺なので、住宅地を歩いていると唐突に出くわす。
周囲とのミスマッチ感は、大仏マニアならずともぞくぞくする味わいを楽しめるはず。
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