奈良の大仏、鎌倉の大仏につづくのは誰だ!?
ながらく世界の注目の的となってきた日本三大大仏論争に、そろそろ決着をつけます。
今回紹介する候補仏は壺阪寺大仏。
▼壺阪寺大仏基本データ
・正式名称・・・・・・天竺渡来 大釈迦如来石像
・種別・・・・・・阿弥陀如来 坐像
・所在地・・・・・・奈良県高市郡高取町壷阪3番地
・完成年・・・・・・2007年(平成19年)
・像高・・・・・・10m(台座を含む総高は約15m)
※参考として、奈良の大仏14.98m、鎌倉の大仏11.3m
▼アピールポイント
平成生まれのニューヒーロー。
何を隠そう私が訪問したのが、まさに開眼供養のその日でした。
壺阪寺ホームページによれば、壷阪寺の創建は大宝三年(西暦703年)。
持統天皇が火葬されたのと同じ年らしい。由緒正しきお寺。
▼懸案事項
お寺の創建は古いが、大仏本人は、日本三大を名乗るにはさすがに若すぎるかー。
▼観光のポイント
アクセスが容易とは言い難いが、それでこそ高ぶる何かが、ある。
大仏の他にも巨像多数。高さ20mの大観音像と寝釈迦の2ショットが拝めるのは壺阪寺ならでは。
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