奈良の大仏、鎌倉の大仏につづくのは誰だ!?
ながらく世界の注目の的となってきた日本三大大仏論争に、そろそろ決着をつけます。
今回紹介する候補仏は牛久大仏。
▼牛久大仏基本データ
・正式名称・・・・・・牛久阿弥陀大佛
・所在地・・・・・・茨城県牛久市
・全高・・・・・・120m
・総重量・・・・・・4,000t
・基壇部高さ・・・・・・10m
・蓮台部高さ・・・・・・10m
・完成年・・・・・・1992年
※参考として、奈良の大仏14.98m、鎌倉の大仏11.3m
出典:牛久市 公式サイト
▼アピールポイント
日本最大(120m)。
奈良の大仏(高さ約14.7m)が手のひらに乗るほどの圧倒的な巨大さ。
ご覧のとおり道路標識にもギリで負けていない。
▼懸案事項
三大大仏を仮に大きい順に三体で選ぶとしたら間違いなく牛久大仏はランクインだが、その一方で実は奈良の大仏も鎌倉の大仏も3位以内にはランクインしない。
つまり業界の常識から見直すことになる大波乱が起きてしまう。
単に大きければいいのかという点で議論の余地は大きい。
▼観光のポイント
胎内にはエレベーター完備で地上80mの高さに位置する展望台まで上がることができる。
おすすめは、風の強い日に上ること。
このまま倒れるんじゃないかというくらい揺れてくれる。非常にスリリング。
(揺れるのは免震構造だからで、実際に危険なわけではない。……と、売店のおばちゃんが言っていました)
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